もう~いくつ寝ると~お正月~♪
え?なんで今さら?
はい、香港ではまさに今、年末ムード真っ盛り。
お正月を心待ちにしている状態なんです。
(正直私はそこまで盛り上がっておりませんが・・・)
今日は、香港では当たり前のお正月習慣
レッドポケット(Red Pocket)
について書いてみたいと思います。
レッドポケット(Red Pocket)とはその名の通り真っ赤な袋です。
日本のポチ袋、お年玉袋にあたります。
お正月にこのレッドポケットにお金を入れて渡します。
ここまでは日本とほとんど同じですね。
ただ、日本では主に子供たちにお年玉としてあげますが、
香港や中国圏では、渡す対象の人がちょっと異なります。
香港や中国圏では、子供だけではなく
既婚者から独身者へ、上司から部下へ、年上から年下へ
幅広くお世話になっている方々に渡す習わしなんです。
金額はだいたい1袋に
20~50HKD / 約300~750円程度です。
日本のお年玉と比べると少なく感じますよね?
でも、基本たくさんの人から貰えるので、
合計金額は結構高くなるんじゃないでしょうか。
人によると思いますが・・・
お札は新札が良いとされ、毎年旧正月前の銀行は大行列です!
↓実際、今年も予約してあったにもかかわらず、長時間待たされました・・・
ちなみに、レッドポケットはこんな感じです。
こちらは食品店で貰ったもの。毎年会社からも大量に貰ってきます。
こんなに貰ってどうすんだって?!はい、配らなければなりません。
旧暦のお正月三が日には、
マンションでは住民からスタッフ
(コンシェルジュ、ガードマン、清掃スタッフ等)に
レッドポケットが配られます。
なので、普段見たことがないような人たち
(裏で清掃している人や、ゴミの片づけをしている人、
事務作業等をしている人など)がわんさか
通路や出入り口に出てくるんです。
なんで出てくるのでしょう?
はい。もちろんレッドポケットを一人でも多くの人からもらうためです。
このレッドポケット、1袋あたりはそこまで高額ではありませんが、
先ほど言った通り、塵も積もれば山となるで、
このお正月三が日で貰う分が
マンションのスタッフの月給より遥かに多いと聞いたことがあります。
(月給は業務内容によるので個人差はあると思いますが。)
初めて香港に暮らす外国人(日本人含む)にとっては、
この習慣、馴染みがないので驚くと思います。
特に日本人からすると、みんながお金を貰うために
近寄ってくるような行為がちょっと恐いように感じませんか?
でもこれが香港の習慣!文化!だと思うと、
割り切って構えることができますよ!
今回初めて経験する方、日本では経験できない光景なので
驚かないでくださいよ~!
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