今日はちょっと1ヶ月前を振り返って、旧正月の話題を一つ。
日本ではお正月に食べる伝統的なものと言えば、
お節料理やお雑煮など、家ごとに代々伝わる料理がありますね。
香港にも旧正月に伝統的に食べられているものがあります。
その中の一つに、日本と同じく「お餅」があるのですが、
ちょっと違う「お餅」なんです。
「蘿蔔糕(ローバッコウ)」=「大根餅」です。
そう、飲茶や中華料理にもあるメニューで、
日本人の口にも合うので人気の一品ですよね。
この「大根餅」、普段はそこまで目立ちませんが、
旧正月前になるとものすごいスポットライトを浴びることになるんです。
日本でいうと、お正月だけ特別注目される、蒲鉾みたいな存在でしょうか。
見てください、この特設ブースを!!バレンタインデーのチョコ売り場じゃありませんよ!(遠くから見ると、ピンクだしチョコ売り場にしか見えない・・・)
近寄ってみると、これ、全部「大根餅」なんです。
種類は様々あって、
飲茶でよく食べる大根餅(蘿蔔糕)、
ココナッツミルクを使ったココナッツ餅(椰汁年糕)、
タロ芋を使ったタロ芋餅(芋頭年糕)、
くわいを使ったくわい餅(馬蹄年糕)など
しょっぱい系から甘い系まで幅広いラインナップです。
SOGO(そごう)などの売り場では
試食もたくさんやっているので、
味比べしてから買ってみるとよいですね。
こちらはスーパーの売り場。旧正月前だけ売られる箱入りの特別バージョンです。
特別バージョンには、大根餅の中に、干し海老や干し貝柱など高級な食材がいつもより多めに入っています。
こちらは通常売られているパッケージですが、ここまでたくさん売られているのは旧正月前だけ!
「大根餅」は大きな塊で売られているので、
家で適当な大きさに切り、油で焼いていただくのが一般的です。
辣椒醤(チリソース)を付けて食べると、
よりお店の味に近づきますね。
以上、今回は、旧正月の香港の食卓を飾る「大根餅」についてご紹介しました。
国が違うと文化、習慣も違うので興味深いですね。
【ちょっとお得な豆知識】
旧正月になると、
2個買うと1個無料になるなど大幅値下げされるので、
旧正月にそんなに思い入れのない私たち日本人なら
急いで買わず、旧正月になってから買うのもアリですね!
この記事が面白かった!と思った人は、
是非、この飲茶のイラストをクリックしてください!
皆さんの応援が励みになります。
↓↓↓
ブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします!